「太ももが気になる!でも、下半身太りは遺伝だからどうしようもない・・・」そんな風に思っていませんか?
勿論、遺伝が下半身太りに影響する部分はありますが、筋トレや運動の仕方を工夫すれば、太ももやせは不可能ではないのです。
パツンパツンの太ももは、どんなファッションも台無しにしてしまうので、何としても太ももやせはしたいもの。
その逆で、太ももがスラッとしていれば、どんな洋服も着こなす事ができてかっこいいですよね!
更に、太ももやせをする事は、ダイエット自体にも大きくプラスになります。
なぜなら、太ももは、大腿四頭筋という体の中で一番大きな筋肉があるで、運動や筋トレをして筋肉をつけて引き締める事ができれば、代謝自体もアップするのです。
今まで、太ももやせを諦めていた方、今一度筋トレと運動の仕方を見直して、今度こそ太ももやせに成功しましょう!
太ももやせに有効な運動や筋トレのために
まず、太ももが太くなる原因は、単に「脂肪が多い」だけではないという事を頭に入れてください。
大きく分けて以下の原因があります(※実際は他にもあると思いますが、今回は以下を注目していきます)
- 脂肪が多い
- 姿勢のゆがみによる筋肉バランスの悪化
- 冷え・血行不良
これら、3つにアプローチをしていく事がポイントです。
1. 脂肪が多い
体脂肪は体のどこか一部分につくのではなく、つく時は全体につき落ちる時も全体的に落ちるという性質があります。(ただし、多くの女性が上半身から痩せていくのは、上半身は心臓に近く血流が滞りにくいなどの他の要因があるためです)。
そのため、まず全身の脂肪を落とすという考えが必要になります。
以下のような脂肪燃焼効果の高い筋トレや運動を行い、体全体の脂肪を落としましょう。
脂肪燃焼の運動&筋トレメニュー
バーピージャンプ 10回×3セット
ジャンピングランジ 10回×3×セット
マウンテンクライマー 10クライマーー回×3×セット
縄跳び 1分×10×セット
2. 姿勢のゆがみによる筋肉バランスの悪化
意外かもしれませんが、姿勢のゆがみと太ももやせの関係はとても深いものです。
ここを解決せずに、やみくもに筋トレや運動をしては、逆効果になるとも言えます。
「太ももが太い」と一言に言っても、いくつかのタイプがあります。
その代表的なものが、まず「前ももが、パーンと張っている」タイプ。これは、骨盤の前傾が原因の可能性があります。
骨盤が前に傾く事により、つま先に重心が置かれ常に太ももの前側が優先して使われることで、前ももの筋肉が発達してしまうタイプです。
この逆で骨盤が後傾している場合、太ももの前側は弱くなり緩んでいるため、脂肪もつきやすくなります。
「とにかく筋トレをしなきゃ!」ではなく、まず、この根本的な原因へ対策した上で、適切な運動や筋トレを行っていくことが大切です。
姿勢改善メニュー
骨盤前傾タイプ
- 椅子に座り、足を90度に曲げます。
- 両足の間に手を挟み、その手で、足を外側へ押します。
- それと逆に、足は内側へ閉じようとします。
- 10秒×3セット行ってください。
骨盤後傾タイプ
- 椅子に座り、足を90度に曲げます。
- 両足の外側に手の平を当て、その手で、足を内側へ押します。
- それと逆に、足は外へ閉じようとします。
- 10秒×3セット行ってください。
3. 冷え・血行不良
部分やせにおいて、”冷え・血行不良”は意外と軽視されがちです。しかしこのどちらも、下半身太りの大きな原因ともなります。
冷えた足は血行が悪く、老廃物がたまり、脂肪が燃えにくくなり、ひどい場合は慢性化してしまいます。
血流が良いのは、脂肪を溜めないための必須条件とも言えるでしょう。
ここでは、血行促進に有効なメニューをご紹介します。
リンパマッサージ
- 太ももの内側へ手をあて、親指とそれ以外の指のセットで太ももの肉をはさむ動作を繰り返します
- 同じく、親指とそれ以外の指のセットで太ももを挟み、ねじりながら摩りあげます
- ひざの方から太ももの付け根へ、手のひら全体でさすります
- 太ももの付け根を指で10秒ほど押します
その他、足浴も有効です。時間がなく、いつもシャワーで済ましている方でも、足湯だけ始めてみてください。血行が促進され、冷えの解消に繋がります。
まとめ
「太ももやせしたい!」と言って、やみくもに太ももの筋トレや運動ばかりしていては、逆効果になる事もあるんですね。
また、ボディメイクを考える場合、部分やせのアプローチは一つではないという事もポイントです。上記メニューのように、下半身太りの原因それぞれを解決しましょう。
まずは自分の姿勢を見て骨盤のゆがみをチェックすること、そして足裏を触って、冷えていないかチェックをしてみてくださいね。
その上で、太ももやせの運動や筋トレを取り入れれば完璧です。
スラリとした太ももを手に入れて、この夏は皆の視線を集めましょう!