ダイエットに筋トレと有酸素運動どっちの順番が先?プロテインは?
ダイエットに励むみなさん、こんな議論を交わしていませんか?
「ダイエットするなら、先に筋トレをしてから有酸素運動をやる方が痩せる!」
「イヤイヤ、先に有酸素運動をして筋トレでしょ!」
「どっちが先でもそんなに変わらないよ・・・」
ダイエットに有効と言われる筋トレと有酸素運動。さて、一体、どちらを先にやるべきでしょうか?
実はこの順番が、思い他ダイエットの成功を大きく左右するのです。様々な議論が飛び交うこのお題、今回は、ついにその結論を出してしまいます。ダイエットや筋トレに励む方はお見逃しなく!
- 筋トレと有酸素運動のダイエットに対する効果
- ダイエットにおいて筋トレと有酸素運動の特質すべき効果のまとめ
- ダイエットに対してどちらを先にやるのがおすすめか
- 筋トレと有酸素運動をトレーニングで入れる場合のプロテインの摂取タイミング
- まとめ
筋トレと有酸素運動のダイエットに対する効果
筋トレと有酸素運動は,どちらもダイエットに効果的と言えます。ここでは、それぞれのダイエットに対する効果を詳しく解説します。
筋トレのダイエットに対する効果
筋トレのダイエットに対する効果は様々ですが、注目すべきは、脂肪分解ホルモンの分泌です。
筋トレをすると、まずアドレナリンが分泌され、その後成長ホルモンが分泌されます。この二つのホルモンは、脂肪を分解して燃えやすい状態にするため、筋トレ後は代謝が高まり、脂肪がエネルギーとして使われやすい状態となっています。そして、この状態は48時間ほど続くと言われています。
もちろんそれ以外にも筋肉をつけることによって基礎代謝を高めることで、基本的な消費エネルギーが高まりますので太りにくい体を作ることができます。
有酸素運動のダイエットに対する効果
有酸素運動のダイエットに対する効果で特筆すべきは、”ダイレクトに脂肪燃焼を行う”という点です。
有酸素運動で主に使用する筋肉は、遅筋と呼ばれる筋肉で、この遅筋は、脂肪をエネルギーとして使用します。つまり、有酸素運動では、体内の脂肪がエネルギーとして消費されるという事になります。
ダイエットにおいて筋トレと有酸素運動の特質すべき効果のまとめ
筋トレのダイエットに対する効果
- アドレナリンの分泌
- 成長ホルモンの分泌
- 筋肉をつけて基礎代謝を高める
有酸素運動のダイエットに対する効果
- 脂肪燃焼をダイレクトに行う
筋トレと有酸素運動をそれぞれ先にやった場合の効果の違い
では、筋トレと有酸素運動、それぞれを先にやった場合にどのような違いがあるのでしょうか。
筋トレを先にやった場合
筋トレを先にやった場合、脂肪分解ホルモンが分泌され、体に蓄積されていた体脂肪がエネルギーとして消費されやすい状態で有酸素運動を始める事ができます。
有酸素運動を先にやった場合
有酸素運動を先にやった場合、前述した脂肪分解ホルモンの分泌が著しく低下するという事がわかっています。
ダイエットに対してどちらを先にやるのがおすすめか
では、筋トレと有酸素運動、どちらを先にやると良いのでしょうか。
ダイエットにおけるおすすめの順番
ダイエット効果を最大限高めるという視点で考えるのであれば、筋トレを先にやり、その後、続けて有酸素運動という順番がベストです。
理由&効果
筋トレ→有酸素運動の順番で行えば、筋トレによって脂肪分解ホルモンが分泌され、体内で脂肪がエネルギーとして消費されやすい状態で有酸素運動を始める事ができます。
通常、有酸素運動を単体で行うと、脂肪がエネルギーとして消費されるのは、運動開始20分後以降だと言われています。つまり、筋トレを先に行う事で、その後の有酸素運動による脂肪燃焼のチャンスを最大限いかせるようになるのです。
筋トレと有酸素運動をトレーニングで入れる場合のプロテインの摂取タイミング
筋トレに欠かせないないのがプロテインですね。筋トレと筋トレと有酸素運動をトレーニングで入れる場合のプロテインの摂取タイミングは、いつがベストなのでしょうか。
まず答えをお伝えすると、おすすめは全てのトレーニングの終了後です。
なぜなら、有酸素運動に入る前にプロテインを飲んでしまうと、プロテインで得た栄養の消化・吸収と有酸素運動とで血流を奪い合う事になるためです。
また、プロテインには微量に糖質も含まれているため、脂肪燃焼効果を最大限高めるという点からしても、このタイミングがベストだと言えます。
まとめ
筋トレと有酸素運動の順番が変わるだけで、ダイエットの成果が大きく変わるなんて、これは知らなきゃ大損でしたね!また、この二つを同時に行う場合、トータルの時間にも注意が必要です。
運動時間は長すぎると、ストレスホルモンのコルチゾールが分泌され、筋肉の分解が始まります。理想は1時間以内におさめる事ですが、トレーニングの頻度などと合わせて調整してみてください。それでは、今日は早速、筋トレから始めてくださいね!