筋トレをしている女性に「筋トレをしてよかったことは?」と聞くと、ある思いがけない答えが返ってきます。
それは何と・・・「いつの間にかバストアップしていた」というもの!
「そんなまさか!筋トレしたら、逆に男っぽい体になるんじゃないの?」と思いますよね。いえ、実は違うのです。何と、適度な筋トレはバストアップにも効果的なのです。
大きな声では言えないけど、「バストアップは女性全員の願い!?」というわけでこの情報は見逃すわけにはいきません。
今回は、なぜ筋トレがバストアップにいいのか、女性の皆さんにもわかるようにバストアップと筋トレの関係、そして女性のバストアップに必要な筋肉のつけ方を解説します。
「ボン・キュ・ボンボディ」が好きな女性の皆さん、女性のためのバストアップの筋トレについて必読です!
- バストアップと筋トレ:胸を大きくする方法としておすすめな理由
- バストアップに有効な女性の筋トレ
- バストアップに効く筋トレメニューのご紹介
- バストアップに筋トレ!胸を大きくする方法に女性の筋トレは確認必須のまとめ
バストアップと筋トレ:胸を大きくする方法としておすすめな理由
筋トレが、バストアップ、胸を大きくする方法においてなぜいいのか?
その理由についてお伝えする前に、事前知識として胸の構造について説明します。
胸の構成の内訳は脂肪が9割、乳腺が1割です。この通り、バストを形成しているのは、ほぼ脂肪と言ってよいでしょう。
筋トレは筋肉を鍛えるものであるため、筋トレで脂肪を増やし、バストの膨らみを大きくするということはできません。しかし、胸にある筋肉の大胸筋は、胸を支える重要な土台となっています。
体の内側から骨→大胸筋→脂肪という順で重なっています。
この大胸筋を筋トレで鍛えることで、胸周りの筋肉の厚みを増やすことが出来るため、胸周りの筋肉をつければ、胸のアンダーサイズを大きくすることができます。
そして、見逃すことができないのは、大胸筋はバストの土台となっているため、筋トレで鍛えることで、胸の垂みを予防したり、上向きのバストを形成することができることです。
カップ自体は大きくても、垂んだ胸は魅力的ではありません。これらの理由から、筋トレが、バストアップ、胸を大きくする方法においても一定の効果がありそうだと言えるのです。
バストアップに有効な女性の筋トレ
それでは、バストアップ・胸を大きくする方法として有効な、女性の筋トレ方法を説明します。
バストアップのポーズ
- 胸の前で両方の手の平を合わせる
- 両手で押し合うように力を入れる
- 2の状態で呼吸をしながら胸の前で手を手前、外側と手の位置を前後させる
- 2の状態で手の位置を左右に動かす
- 続いて手の位置を上下に動かす
- 3〜5の動作をそれぞれ5回行う
バストアップ効果
この、胸の前で合掌のポーズを取る筋トレは、胸のメインの筋肉である大胸筋を鍛えるのに効果的です。
大胸筋は胸の土台となるため胸を大きくする方法として有効で、バストアップに理想的な筋肉のつけ方ができます。
具体的にはブラで寄せたような、上向きのバストをつくるのに効果的で、胸の垂み防止につながります。
また、筋トレ器具も使わず行えるので、胸を大きくする方法としての女性の筋トレの中でも、一番初めに取り組みやすく、続けやすい筋トレでもあります。
プッシュアップ
- 膝をついて床に座る
- 手を肩幅より少し広めに開き、床につける
- 胸を張って、腕を曲げていく
- 息を吐きながら体を下ろし、息を吸いながら上げる
- 15回×3セットが目安
バストアップ効果
プッシュアップは、胸の下部を鍛えるのに効果的な筋トレです。
胸を大きくする方法のひとつとして、下部からの支えをつくるための筋肉のつけ方としておすすめです。
先にご紹介した、合掌のポーズをとる筋トレは、静的な筋トレとなるため、筋肉の発達に必要な筋肉の伸展・収縮ができませんが、このプッシュアップは、胸の筋肉をしっかりと伸展・収縮させることができるため、ともに行うことで効果アップが期待できます。
前後プッシュアップ
- 膝をついて床に座る
- 手を肩幅より少し広めに開き、床につける
- 右手を掌1つ分前に出す
- 左手は掌1つ分後ろに下げる
- この状態で腕立て伏せをする
- 10回×3セットが目安(手は入れ替える)
バストアップ効果
このプッシュアップは、腕を前後に開くことにより、胸の筋肉の上部と下部のどちらも鍛えることができます。
胸を大きくする方法として、胸の上部と下部の両方を鍛えることは非常に有効なため、バストアップのための女性の筋トレの中でも、効率のいい筋肉のつけ方ができます。
胸の筋肉の上部と下部のどちらも発達すれば、上向きでよりハリのあるバストをつくることが可能となりますし、バストアップのみでなく、デコルテのラインも美しくなる効果が期待できます。
ダンベルベンチプレス
- ダンベルを両手に持ち、ベンチに仰向けになる
- 両手をまっすぐ伸ばし、胸を張る
- 肘を曲げ、ダンベルを下ろす
- 肘を伸ばし、元の位置に戻す
- 10回×3セットが目安
バストアップ効果
ベンチプレスは、胸の筋肉のメインである大胸筋を鍛える王道の筋トレです。
男性が行う筋トレ種目としてよく知られていますが、大胸筋を鍛えるという意味では、胸を大きくする方法として非常に有効なため、女性の筋トレとしてもおすすめです。
胸の筋肉のつけ方は色々とありますが、このダンベルベンチプレスは、大胸筋に負荷をかけながらしっかりと伸展・収縮できるため、効果は絶大です。
ダンベルが無い場合は、まずはペットボトルなどを代用してみてください。
ダンベルフライ
- ダンベルを両手に持ち、ベンチに仰向けになる
- 両手をまっすぐ伸ばし、胸を張る
- 両手を弧を描くように、横に広げてゆっくり下ろす
- 元の位置に戻す
- 10回×3セットが目安
バストアップ効果
このダンベルフライは、メインの胸の筋肉である大胸筋を鍛える筋トレです。ベンチに仰向けになり、手を横に開く動作によって、ベンチプレスよりも可動域を広くとることができます。
筋肉の発達には、鍛えたい筋肉の可動域を広くとることがポイントとなるため、ダンベルフライをベンチプレスとセットで行うと、筋肉の発達の条件を満たすことができ、効果がアップします。
ダンベルが無い場合は、ペットボトルでも代用可能なため、女性の筋トレとして、取組みやすい種目とも言えるでしょう。
バストアップに効く筋トレメニューのご紹介
最後にバストアップに効果が出ると思われる、筋トレメニューを作ってみたので参考にしてください。
バストアップの筋トレメニュー
- 胸まわりのストレッチ
- ベンチプレス:10回×3セット
- インクラインベンチプレス:10回×3セット
- ダンベルフライ:10回×3セット
- プッシュアップ:10回×3セット
ポイント
バストアップのためには胸の筋肉の上部、下部、全体鍛えるようにしましょう。また、負荷をかけて、筋肉をしっかりと動かす(伸展・収縮させる)こともポイントです。
基本的にはご紹介した筋トレメニューを一通り継続して行えば、バストアップの効果が出てくるはずです。
バストアップに筋トレ!胸を大きくする方法に女性の筋トレは確認必須のまとめ
筋トレで筋肉のベースを整えてあげることは、バストアップのためにも効果的かもしれません。
しかも筋トレは、胸の垂みを防止するのでエイジングケアにも最適です。
男性みたいにガンガンな筋トレは無理という方も、バストアップのための女性の筋トレなら頑張れますよね?
胸を大きくする方法として、今回ご紹介した筋トレにぜひチャレンジしてみてくださいね!