「バストアップしたい!」「バストサイズを犠牲にしないで痩せたい!」「胸が痩せないダイエットってそもそもあるの?」
女性にとって、バストサイズの犠牲をなくして体重を減らすことはできないと思われる方が多いでしょう。
目標の体重まで体重を減らすことはできても、「目に見えるほどバストサイズが小さくなってしまった」、という経験がある人も多いのではないでしょうか。
体重減少の悲しい事実ですが、そのまま体重を減少させると、グラマーな体を保つことが難しくなるのです。だからといって、そんな簡単に痩せることも諦められませんよね?
では一体、胸が痩せないダイエットってあるのでしょうか?バストアップの筋トレというテーマでは、以前から何回か特集してきましたが、今回は視点を変えて、胸が痩せないダイエットに筋トレが有効かどうかを考えていきたいと思います。さらには具体的な筋トレや、食事についてのヒントまでご紹介します。
痩せたいけどバストサイズを犠牲にしたくないという女性の方は、必ず確認してみましょう!
筋トレとダイエットとバストサイズの維持について
ダイエット中であれば、低カロリーダイエットなどの手っ取り早い方法をとるのはやめましょう。毎週5kg体重が減ることが約束されていたとしても、バストはあきらめなければなりません。
明らかに簡単なダイエットや筋トレを試した女性の多くが、体重が減少した結果、胸が痩せただけだったという経験をしています。
同じようになりたくなければ、適切なダイエット管理や筋トレを取り入れなければなりません。
ダイエットをしているときには、体重減少に伴ってバストサイズが減少しないように、出来ることを心にとどめておくことが大切です。
そのためにも、第一に、厳しいダイエット食をやめて十分な栄養を取ってバランスを取らなければなりません。
正しく食事を摂取しなければ、バストサイズを維持することもバストアップの筋トレをするためのエネルギーを補給することもできません。
そして、第二に、バストアップ又はバストサイズを維持するために、目的に合った筋トレを取り入れる必要があります。
いくら筋トレを頑張ったからといって、バストとは関係ない筋トレであれば、単純に基礎代謝が高くなるだけで、バストアップやバストサイズの維持は出来ません。
胸が痩せないダイエットには、適切な栄養管理と筋トレが不可欠です。
胸が痩せないダイエットのために胸の筋トレをしましょう
ここからは、胸が痩せないダイエットのために、家でもできる筋トレについて紹介していきます。
バストと筋肉が関係がないとか、別々に扱うべきだと考えている人もいますが、皆さんのバストを支えているのは胸の筋肉です。
特にバストが垂れないように維持しているのは胸筋なのです。
健康的な食事をし、十分な睡眠をとりながら胸の筋トレをして胸筋を鍛えることでバストサイズを維持するための基礎がつくられます。
したがって、垂れた胸を防いだり、バストサイズを維持したり、バストアップをして胸を大きく見せたい場合には、胸の筋トレをして胸筋を鍛えて胸の周りの支える基盤を作る必要があります。
胸筋を鍛えるための筋トレ具体例:膝つき腕立て伏せ
- 膝をついた状態で、腕立て伏せの姿勢になり,指先をわずかに体の中心に向かって内側に向けます。この時、普通の腕立て伏せよりも手を広げるようにし、床ではなく前を見るようにします。
- 上体を床に向かって下げ、ひじを外側に曲げます。ひじを曲げることに集中しすぎず、身体を下ろしながら胸に力を入れるようにしましょう。慣れてきたら身体を浮かせた状態で2~3 秒維持するとより良い効果が期待できます。
- 床から体を起こし、最初の姿勢に戻ります。最初は10回を3セットやりましょう。10回やるのが厳しい人は5回を3セットでも大丈夫です。
膝つき腕立て伏せのコツ
腕立て伏せは腕を鍛えるのにも役立ちますが、胸筋を鍛えるためには胸の筋肉に集中する必要があります。
両手の幅を広げれば広げるほど、胸の筋トレの効果が増します。
したがって、腕を内側に寄せれば胸への効果より、二の腕への効果が増えることになります。
よって、胸が痩せないダイエットにおいては、両手の幅を広げて行うことで、バストサイズ維持の効果を出すことができるでしょう。
また、他にもバストアップに効く筋トレ種目がいくつかあるので、より詳しく知りたい人は、次の記事も参考にしておきましょう。
胸が痩せないダイエット中にバストサイズを維持するための食べ物
イソフラボンがバストサイズを維持したり大きくしたりするのに効果的だとよく言われます。
イソフラボンには、女性ホルモンのエストロゲンと同じ効果を持つといわれている成分が含まれているのです。
これを天然エストロゲンと呼ぶ人もいます。
女性ホルモンのエストロゲンには、バストアップや美肌など女性らしくなるために必要なものを促進する効果があります。
そして、エストロゲンが体内に放出されると、免疫力が回復し健康な体に保つという効果もあります。
イソフラボノイドは骨粗鬆症を防ぎ、閉経を遅らせ、乳がんになる確率を低下させる働きがあるといわれ、女性のアンチエイジングに効果的です。
イソフラボンを多く含む食品
大豆自体や、他の大豆製品には多くのイソフラボンが含まれていて、自然にバストサイズを大きくすることができます。
これらの食品には、しょうゆ、豆乳、豆腐、そしておからなどが含まれています。
よって、大豆製品を食べるだけで、ある程度バストサイズを大きくすることができる効果も見込まれるのです。
ダイエットにおける大豆製品の利点
日本において、大豆は畑の肉だといわれています。栄養価が高く、アミノ酸のバランスが完璧であることだけでなく、タンパク質も含まれており、筋肉の成長にも有効で、ダイエットをしたい人にも効果的だといわれています。
大豆に含まれる栄養素
- 大豆サポニン
サポニンは脂肪や糖分が体内に吸収されるのを遅らせ、血中のコレステロール濃度を下げる働きがあるといわれています
- 大豆ペプチド
ペプチドは代謝を促進し、コレステロールを下げる働きがあるため、コレステロールが高い人には重要な成分です
- 大豆レシチン
コレステロールを下げ、肝機能を促進します
- ビタミンB
疲労回復・脂肪分解・脂肪代謝促進・乾燥肌予防
- 消化性鉄分
貧血予防・疲労回復・冷えの防止
- タンパク質
筋肉や体の組織を作るために必要。筋トレをした後に筋肉を成長させるためにも必須な栄養素
イソフラボンの過剰摂取は気をつける!
大豆イソフラボンの摂取量は1日70-75mgに抑えましょう。天然の食品から摂取する場合は大丈夫ですが、サプリメントを摂取する場合には注意をしてください。
イソフラボンを過剰摂取してしまうと、ホルモンバランスが崩れ、子宮内膜増殖症のリスクが高まり、エストロゲン補充療法が必要になってしまう可能性があります。
まとめ
胸が痩せないダイエットには、食事と筋トレを適切な形で取り入れることが必須です。そうではないと、体重と一緒にバストサイズまで落ちてしまいます!
悲惨なことにならないためにも、そして美しさを保つためにも、バストアップの筋トレを上手に取り入れて、さらには食事も管理しながら、綺麗にダイエットをしていきましょう。