筋トレは正義!筋トレは万能薬!そんなことを歌っている筆者ですが(冗談です!)、筋トレや運動って体を健康にする以外に毎日の生活にも効果が良いことは今までにもなんどもご紹介してきました。
そして、今度は筋トレが勉強にも効果があると言ったらどうでしょうか?
もし、あなたが今学生だったり、資格の勉強をしていたりしたら、毎日毎日勉強するだけではなくて、勉強の成果を出すためにも筋トレを取り入れてみましょう。
きっと、今まで以上の効果を得られるようになるかもしれません。
そんなわけで、今回は、筋トレ・運動が勉強にも効く!ということをご紹介します。
- 筋トレ・運動と勉強の関係とは?
- 筋トレ・運動をすると勉強がはかどるわけとは?
- 気になる勉強前・途中・後で行った場合の違いを知ろう!
- 運動・筋トレと学習を取り組む際の注意点
- 勉強中に取り入れたいおすすめな筋トレメニュー例とは?
- 栄養について
- 筋トレが持っている様々な効果を他にも知りたいならこちら
筋トレ・運動と勉強の関係とは?
筋トレと勉強には深い関係があることをご存知でしょうか?
実は、筋トレなどの運動をすることによって「脳を刺激」し、記憶力を高めたり、他にも勉強において良い効果をもたらすんです。
ざっくりとご紹介すると筋トレや運動をすることによって下記のような効果が期待できます。
- 記憶力アップ!
- 集中力が研ぎ澄まされる!
- 適度な運動が心をフレッシュにしてくれる!
- 全身の血流が高まることで脳への血流がアップして脳が活性化してくれる!
ただし、ここで覚えてほしいことを先に伝えますが、「思い切り疲れるようなトレーニング」ではこの限りではありません。大切なのは適切な負荷、回数、適度な量がポイントだということを忘れないようにしましょう。
ハードなトレーニングの場合は疲れを引き起こし、結果として脳の働きが鈍ってしまうことが多いので気をつけましょう。
筋トレで血流が良くなり脳の働きが活性化!
筋トレや運動などをすると直ぐに分かると思いますが、全身の血流が普段より強くなります。そのため、全身の血の巡りが良くなり、脳への血流も良くなります。
それによって思考力、記憶力、考察力、クリエイティブ力などの力を普段以上に脳が発揮できるようになります。
そのため、血流を良くする適度な筋トレは、その人の脳の働きを高めてくれることに繋がるのです。
筋トレ・運動をすると勉強がはかどるわけとは?
すでに述べたように、筋トレなどの運動をすると、脳が活性化されて勉強にとってプラスの効果が出てきます。
しかし、それだけではなく、筋トレや運動はもっと別の面からも効果があるんです。
それは、気持ちや精神をリフレッシュさせる、又は「飽きる」状態の解消です。
どういうことかというと、長時間勉強をしていると「飽き」を感じてくることが多いと思います。人によっては眠気に襲われて、結局長く勉強したようでも実は全く身についていないことがあるでしょう。
そんな時に、筋トレは今までとは違う刺激を体と脳へ与えることによって、その飽きた状態の脳をリフレッシュさせて、また集中力を高めることができて、勉強がはかどるようになるんです。
例えば、20分の勉強をすればその後3時間は勉強に集中できるとしたら、眠気を我慢して3時間20分勉強するより勉強がはかどると思いませんか?
気になる勉強前・途中・後で行った場合の違いを知ろう!
運動はどのタイミングで行っても良いの?という人もいると思います。
もちろん、何を求めるかによっても変わってくるかと思います。
ここでは、運動と勉強を一緒にやる際のオススメの方法やタイミングによる効果の違いをお話ししていきましょう。
勉強の前に筋トレをした場合
この場合は、まずは軽めのトレーニングを取り入れることが良いでしょう。その理由は、ハードな運動によって疲労してしまうと眠気が引き起こされて集中が出来なくなってしまう可能性があるからです。
脳が疲れるというよりも、体が疲れていることによって思考回路が停止してしまう危険性があるので、軽めの筋トレ・運動を取り入れるのをおすすめします。
肝心の効果についてですが、運動をすることで脳内でドーパミンというものが分泌されます。このドーパミンは簡単にいうと「やる気」を高めてくれるものなので、沢山分泌されれば、脳の働きをどんどん高めることが出来ちゃうんです。
ということは、軽めのトレーニングを勉強前に取り入れれば、ドーパミンが増えている状態で勉強を開始でき、自然とやる気が高い状態でスムーズに勉強がはかどることにつながります。
勉強前に軽めのトレーニングや運動は、脳を活性化させてドーパミンを増やして、やる気の向上に繋がるのでスタードダッシュ効果が期待できます。
勉強しながら筋トレ・運動をした場合
勉強をしていてなんだか集中できない、気持ちがモヤモヤする、やる気がおきない。こういったケースを実感してきた人は、とても多いと思います。そんな人のために、勉強している途中に筋トレや運動を取り入れることで得られるメリットと効果をご紹介します。
勉強しながらの筋トレで、効果が出やすい場面は、暗記学習などの記憶力を必要としている時です。
それというのも、筋トレによって脳の記憶力に大切な部分ががアクティブになり、情報を覚えやすくなるからなんです。
つまり「暗記をしたい!」という人は、歩きながらやジョギング、散歩などをしながら行ったり、暗記の途中にたまにプッシュアップなどの筋トレを取り入れと、記憶力が高まり、暗記学習の効果が高まります。
この部分をもう少し詳しく説明すると、この筋トレや運動によって活性化される記憶をつかさどる脳の一部を「海馬」と呼びますが、この海馬は運動や単純に動くことだけでも活性化すると言われています。そのため、筋トレや運動などをしながら海馬を活性化させ、暗記学習を行うというのは大変理にかなっているのです。
ただし、動きながら暗記学習をする場合は、周りへの配慮も大切なのでご注意下さい!
勉強の後に筋トレ・運動をした場合
これは簡単にいうと精神・気持ち的な面での効果がとても大きいです。長い間勉強していたりすると脳の思考、脳の働きが低下していきます。これは脳が飽きてしまっているということです(脳が刺激として認識しなくなっている)。
こんな時は、適度な運動によってリフレッシュすることで脳の働きをアクティブにすることが出来るとお伝えしました。これを勉強後の筋トレや運動に置き換えると、勉強後の運動は「次に勉強する場面」の準備として大変有効なんです。
どういうことかというと、勉強を続けても脳の飽きが来て、おそらく1時間程度で集中力が切れてきて、眠気も襲ってくることもあるでしょう。そんな時に新しい刺激、つまり勉強以外の筋トレや運動の刺激を与えることで、脳を再び活性化させ、集中力や記憶力等を復活させます。
このような形での切り替えが、勉強の取り組みを大幅に改善することに繋がります。
運動・筋トレと学習を取り組む際の注意点
注意点というとオーバーではありますが、簡単にまとめると学習における筋トレや運動であっても「継続」することが大切です。
もちろん、筋トレなどのトレーニングを継続できれば尚良しですが、出来なかったとしたら、最低でも散歩やウォーキング、ジョギング、または公園に出かける、ちょっと買物をする、などの「動く」という習慣を自分の中であえて設けて継続するようにしましょう。
中高生の場合は、受験シーズンを控えると部活を引退し、運動する機会が一気に低下してしまいます。勿論「運動なんてしている余裕がない!」と感じる方もいるかもしれませんが、筋トレや運動は脳の働きを高めることが出来て、長期の視点でみると勉強の成果も上がるので、少しでも良いから取り入れてみましょう。
また適度な筋トレと運動は体調維持、健康管理にも役立つのでまさに運動と勉強は表裏一体の関係とも言えます。
勉強中に取り入れたいおすすめな筋トレメニュー例とは?
さてさて、肝心なのは「筋トレメニュー」「運動メニュー」についてですが、それほど難しく考えないで下さい。勉強している時に、筋トレを本格的に行う必要は一切ありません。なので、誰でも出来そうな簡単な筋トレ・運動メニューをまとめておきました。
まずはポイントを簡単にまとめたのでチェックしてみましょう
- 激しいものは控える
- ウォーキングは万能
- 筋トレは重くなくてもOK
- 負荷がきつい筋トレをやってしまった場合は、トレーニング後1日程度は筋トレを控える(きつい筋トレの後は、筋肉痛のために集中力が続かなかったり、そもそも筋トレ後の筋肉回復に必要な超回復を待たなくてはいけないため)
具体的な筋トレと運動メニュー
- ウォーキングなら20~30分程度
- 筋トレなら腹筋、背筋、腕立てなどは「20~30回程度」で3セット程度を時間をおいて
- きつい負荷で筋トレやるなら10回未満を2セット程度(やりすぎ厳禁!)
ご紹介したメニューは、誰でも簡単に出来るものです。
もちろん人によって、求めるものや、得意なことが違うので、自分に合う方法を見つけてやってみても全然構いません。
要は、勉強に筋トレや運動を負担のない程度取り入れることが重要です。
栄養について
筋トレメニューや運動メニューについて触れたので、ついでに栄養面に関しても簡単に触れておきます。
勉強やって筋トレやってと忙しいあなたに、必ず摂取してもらいたい栄養は、タンパク質、ビタミン、そしてミネラルです。
まず、タンパク質は、筋トレや運動によって痛めた筋肉を回復させるのに必須です。
しっかりとした食事で摂るのが一番ですが、時間がない時はプロテインを購入して、摂取してもいいでしょう。
そして、ミネラルは脳の働きを活性化してくれます。特に海藻類や甲殻類などを食べると摂りやすいです。
そして最後にビタミンは、体の機能のサポート、筋肉を作る際の補助的役割など、体全般にとって大切です。そのために、緑黄色野菜を多めに摂って、ビタミンを補給するようにしましょう。
栄養が欠けていると、脳の働きから、体の機能まで全体的に低下して結局勉強がはかどらないことにおなりかねないので、軽視しないで、しっかりと摂りましょう。
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いかがでしたか?
筋トレって全く関係ないようですが、勉強にとってとっても役立つものなんですね。
その実は知られていない効果を再確認して、勉強での成果を向上させましょう。
無理な筋トレや運動は必要ないので、誰にでも出来るはずです。
もし、今勉強している時にすぐに集中力が切れてしまったり、暗記が出来ないなどと悩んでいたら、まずは筋トレを勉強と一緒に行ってみてはいかがでしょうか?